世捨て人の戯言

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zoom RSS もう一発、Roxy!

<<   作成日時 : 2010/02/20 21:26   >>

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前回の記事で、1976年までのロキシーにしか触れていなかったので、多分この流れを予測していた人もいたかと思うが・・・

そう、1979年に再結成してから、Manifesto、Flesh + Blood、Avalonとアルバムを出し1983年に二度目の解散をするまでのロキシー・ミュージック。
1983年の来日公演を見に行った僕としては、この頃のロキシーに触れない訳にはいけない!





1976年までのロキシーは、一応グラム・ロックに分類されていたが、音楽的には少しプログレっぽくて、イーノの影響も有り前衛的で、それでいてヨーロッパの香りも少しする、"退廃的"と言う言葉がよく似合うグループだった。
(あくまでも僕の私見です)

それに比べて、1979年の再結成以降のロキシーは、ポップな曲調の叙情的な大人の香りがするグループ。
(これも、あくまでも僕の私見です)

音楽的には違うグループと言っても良いくらい。

だから、「1976年以前のロキシーは好きだが、1979年以降のロキシーはポップすぎて・・・」と言う人もいるだろうし、逆にアヴァロン辺りのロキシーから聞き始めた人は1976年以前のロキシーにはついて行けないと言う人もいるだろう。

でも僕は、どちらのロキシーも同じぐらいに大好きだ。





と言う事で、本題の1979年の再結成以降のロキシーについて・・・


この頃のロキシーのアルバムから一枚選ぶとすれば、普通ならば全英1位に輝いた"Avalon"が当然。
でも、チョイと性格のひねくれている僕としては、このアルバムじゃなくて別の奴を(^-^)

あの名作"Avalon"を差し置いてでも紹介したいそのアルバムは、1983年の来日公演の頃に発売された4曲入りのミニ・ライブ・アルバム"THE HIGH ROAD"。
ジャケ買い好きの僕を見事に誘惑した、このジャケット。

Roxy Music / THE HIGH ROAD 1983


このレコード、たった4曲と収録曲が少ないが、いずれの曲もこの頃行われたアヴァロン・ツアーを語る上では欠かす事の出来ない曲で、1983年の来日公演を見に行った僕としては、そのライブの思い出と共に忘れられない一枚。

その忘れられないこのアルバムの収録曲をYouTubeから。


先ず1曲目は、ブライアン・フェリーのソロ・アルバム、"ベールをぬいだ花嫁"からの曲

Can't Let Go


ロキシー・ミュージックのバージョンを紹介したかったけど見あたらなかったので、ブライアン・フェリーのソロのバージョンで。

このソロ・バージョン、出だし部分のアコースティック・ギターの使い方とか結構好き♪
ロキシー・ミュージックのバージョンでは、ピアノのリフをメインにしている。

ギター・ソロのフレーズは、ソロのもロキシー・ミュージックのも殆ど同じフレーズ。

全般的には、僕としてはロキシー・ミュージックの方のアレンジが好きだ。



2曲目は、Flesh + Bloodからの曲。

My Only Love


この曲の中盤辺り(3:50〜)からの流れが結構好き♪

イン・テンポから一転してキーボードとコーラスのみになる所とか、ギター・ソロの合間に"タ、タン"と切れ良く入るスネア・ドラムのタイミングとか、決めのフレーズを介してギター・ソロからサックス・ソロに切り替わる所とかが。




残り2曲は、カバー曲。

先ずはニール・ヤングのカバー。

Like a Hurricane


この曲の出だしのストリングス系のキーボードに絡んでくる、ミュートを効かせた如何にもセミ・アコらしい太い音のギターのオブリガードが好きなのだが、この映像だと4小節ほど少ないような・・・
その4小節が良いんだけどな〜

歌詞の「I am just a dreamer, but you are just a dream」の部分が大好き!
後半では、"I"と"You"が逆転。コレがまた堪らない!


事のついでに、本家のニール・ヤングのバージョンも。



あれ?
オリジナルは、"I"と"You"が逆転が無い!
今、気付いた!



そして、もう一曲のカバー曲は・・・

凶弾に倒れたジョン・レノンの追悼としてシングルで発表し、全英1位となったカバー曲。

Jealous Guy


ブライアン・フェリーの切ない感じの歌い方が何とも言えない。

アヴァロン・ツアーでは、必ずアンコールの最後に演奏していた曲。
1983年の来日公演でもラストにこの曲を演って、感激に涙した思い出の曲。


でもって、事のついでにこちらも本家ジョン・レノンのバージョンを。




"Like a Hurricane"にしても"Jealous Guy"にしても、本家のバージョンよりも先に、このレコードの方を聴いた。
そのためか、僕としては本家のバージョンよりもロキシーの方のが好き。

"Jealous Guy"の方はチョイと迷う所では有るけど、映像にY.Oさんの××な姿が映っていなければ、ジョン・レノンの方を選ぶかも(^-^;

もしくは、レンタル期限切れで閉鎖になるジョン・レノン・ミュージアムに、無償でレンタル期間を延長するなんて言う太っ腹な所を見せてくれれば、二つ返事でジョン・レノンの方を選ぶんだけど・・・
いや、それどころか、横でおとなしくしていればいいものを、聞くに堪えない 唄を聞かせたり感性のおもむくまま 奇怪な 声を上げている、そんな(てめぇ! 見苦しいんだよ! 邪魔だよ! 日本の恥を世界中にさらしてるんじゃねぇ! と言いたくなるような)素敵なY.Oさんの全てを受け入れ許します!


と、余計な脱線はこれくらいにして・・・

そんな、アヴァロン・ツアーで必ず演奏していた絶品物の4曲を収録し、そのツアーを観に行ったファンには嬉しい限りなのが、このアルバム♪

残念ながら、CDでは発売されていない。


その代わり、同じ"High Road"のタイトルで出されているDVDがこれ。
カバーに使っている写真も同じ。

High Road (Dol) [DVD] [Import]
Universal International
2004-12-14

ユーザレビュー:
ファンには嬉しい!絶 ...

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上記で紹介したライブの映像も、このDVDから。

でも、"Jealous Guy"は、DVDだと最後の口笛の所でエンドロールが流れるのが入っていなかったり、若干カット割りが違う部分も有るので、YouTubeの映像の方は、同じ日のライブの映像で違う角度のカメラの映像も交えてPV用に再編集したものだと思う。


このDVD、画質はYouTubeに掲載されているのを見て貰えば分かるが、如何にもこの時代のビデオ・テープ(それも業務用じゃなく家庭用)の画質と言った感じで、あまり良くない。
また、カメラワークも、如何にも80年代と言った感じで面白みがない。

なので、映像的に楽しめると言うものではない。
でも、アヴァロン・ツアーの雰囲気を味わうには、もってこいのDVD。


それで、前述のミニ・アルバムの方と同じライブのものかと言うと、多分違うと思われる。
少なくとも、、"Like a Hurricane"のイントロの4小節に関して、ミニ・アルバムの方ではきちんと入っていたはず!
何度も聞いて体がそう覚えているので、絶対にそのはず!

多分、同じ頃のアヴァロン・ツアーの映像をDVDにする時に、廃盤となったミニ・アルバムのタイトルとカバー写真を拝借したと言う所だろうかと・・・



DVDではなくCDで聴きたいという人は、下記がお薦め。

Heart Still Beating
Virgin
2008-06-24
Roxy Music

ユーザレビュー:
カバー曲も出色発売か ...
ブライアン・フェリー ...
キャンレッグォゥ…ロ ...

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こちらは、同じ頃のアヴァロン・ツアーだけど、DVDとは別の所での録音。

演奏の出来自体は、このCD版の方がずっと良い!
先に述べた、"Like a Hurricane"のイントロの4小節も、CDではきちんと収録されている。

もしかしたらミニ・アルバムと同じ音源?
(Amazonのレビューでは複数の人がそう書いている)

でも、惜しむらくは、"Do The Strand"が収録されていない(-_-)
同じように終盤を盛り上げる"Edition Of You"が収録されているので、時間の関係でカットしたのだろうが、やっぱり"Do The Strand"は入れて欲しかった!



DVDの方にしても、CDの方にしても、ライブのステージを丸ごと全部収録と言う感じではなく、適当に曲を取捨選択したと言う感じ。
その点はチョイ残念。

でも、ミニ・アルバムに収められた4曲は、どちらにも収録されている(^-^)v





そして、1983年の来日公演の事も書かなくては・・・


このライブ、僕にとっては記憶に深く刻まれた決して忘れる事の出来ないライブ。
多分、ボケ老人になったとしても、この記憶だけは鮮やかに残っているんじゃないかと思う。

何故ならば、それは僕にとって初めての海外アーティストのライブ参戦。
そう、決して忘れる事の出来ない初体験(*^o^*)
何があっても、初体験の相手だけは忘れられない(^-^)



高校卒業まで四国の山の中で育った僕にとって、如何にロックとかにのめり込んでいてもライブに行くなんて事は全然縁のない事だった。

大学生になり東京に出てきてからは、身近な場所でライブが行われているので、その気になれば行く事の出来る状態に。

でも、貧乏学生だった僕にとっては、やはり少し敷居が高くて・・・
それに、インターネットなんてものがなかったその時代、ライブの情報を手に入れたりチケットを手に入れたりと言うのも、今程は楽じゃなく・・・

だから、せいぜい国内アーティストのライブに、学園祭とかを中心に参戦するのがやっと。
それか、時にはY.Oさん以上に聞くに堪えきれないようなものを聞かせられる、知り合い絡みのアマチュアのライブを観に行くかと言った所。


そんな学生時代、海外ものも一度は行ってみたいと思っていた時に、タイミング良く来日公演の情報を得て、少し無理してチケットを確保し行ったのが、このライブ。

座席は2Fスタンド席西南ブロックの最後方と、武道館でも最低レベルの席で、ステージが遙かに遠く、その頃2.0の視力を誇っていた僕の目にもブライアン・フェリーやフィル・マンザネラやアンディー・マッケイの姿はハッキリと拝めなかった。

でも、初めて生で聞くロキシー・ミュージックの曲は、十分すぎる程僕を酔わしてくれて、夢のようなひとときを過ごした。


そんな、記憶に残るライブのセットリストは以下の通り。

Roxy Music JAPAN TOUR 1983
1983/2/9 日本武道館


1.India 〜 The Main Thing
2.Out Of The Blue
3.Both Ends Burning
4.Take A Chance With Me
5.Song For Europe
6.Can't Let Go
7.While My Heart Is Still Beating
8.Impossible Guitars
9.Tara
10.Avalon
11.My Only Love
12.Dance Away
13.Love Is The Drug
14.Like A Hurricane
15.Edition Of You
16.Do The Strand
17.Jealous Guy


「四半世紀も前のライブのセットリストを何で覚えているの?」と言う感じだと思うが、それには訳が。
それは、その日から20年以上もたってから、「あの日の感動を再び」と例の物を手に入れたから(^o^)v


これで、例えボケ老人になっても、鮮やかにあの日の事を思い出せる♪
老後の備え、バッチリだね(^O^)v





最後に、

この記事を書き終えた時に、四半世紀も前にアナログ・レコードのみで発売されCD化されていないこのアルバムを、ブログ記事にしている人は他にいないんじゃないかと思い、検索してみた。

"Roxy Music"、"The High Road"等のキーワードで検索したら、それなりに引っ掛かりはしたけど、その殆どはDVDの方の記事だったり、Wikipediaからコピペしただけの記事だったりだった。


でも、中に数人いらっしゃいましたね!
記念に下記にリンクを♪

■よもやまりゅう 「ジェラスガイ♪」
http://yomoyamaryu.air-nifty.com/nannda/2009/12/post-d3e3.html

■音楽の独り言 「Avalon / Roxy Music」
http://rockokey.exblog.jp/10609102/





と言う事で、801の記事から始まった入魂の3部作、やっと書き終えた(^-^;


実を言うとこの3部作、ブログの更新サボってた去年の秋くらいに書き始めた記事(^^;

文章書くのにスランプになっていて全然進んでいなかったのだけど、ここに来てやっと完成!
半年近くかかってしまった(^-^;)


そんな、タップリと時間かけて書き上げた記事だけど、いつものようにやたらと力の入りすぎた無駄に長文の文章で、半年もの間思いつく度に加筆してきたので、また誤字脱字とか文章のおかしい所がイッパイ有りそう(-_-;)



う〜ん、また「愛の大校正大会」でも開催するかな〜



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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんわ、りゅうと言います。
先ほどは、僕のブログの方へ訪問ありがとうです<m(__)m>
また、記事の紹介。。。。めちゃくちゃ恐縮です(^^ゞ
HIRO@世捨て人さんの記事読みましたら、めっちゃ恥ずかしいです。。。。

んでも、あのミニアルバム 同じように感動している方が、おられるとは。。。。ビックリ、驚きでしたね♪

これからも、よろしくおねがいしますね(^O^)/
りゅう
URL
2010/02/21 00:46
りゅうさん、こんばんは♪
ご訪問有り難うございますm(__)m

僕の方も驚きました!
あのミニアルバムの事をブログに書かれている人がいたとは(^o^)

こちらこそ、宜しくお願いします(^-^)/
HIRO@世捨て人
2010/02/21 01:31
こんばんは。拙ブログへのご訪問&記事のご紹介ありがとうございました!

私は「ハイロード」は持っていませんでしたが、FMでオンエアしたテープを長いこと愛聴してました。やはりCDは廃盤になっているんですね・・・残念です。
"ライク・ア・ハリケーン”は私もこのバージョンが先でした。すごく気に入ってしまって、ニール・ヤングのより実は好きです(笑)
来日公演も行かれたそうで、いい思い出になりましたね。
私はちゃんと(「割合」ちゃんと・・・:汗)ロキシーを聴くようになったのはごく最近なので知らないことだらけです。HIROさんの記事で色々勉強になりました。
これからも宜しくお願いいたします♪
aki
URL
2010/02/21 21:11
akiさん、おはようございます♪
こちらこそ、宜しくお願いしますm(__)m

実を言うと、"ライク・ア・ハリケーン"のニール・ヤングのバージョンをしっかりと聞いたのは、この記事を書く時が初めてだったりします(^^;
やっぱりロキシーの方がいいですね♪
ロキシーはアナログ・レコードの時代に全て聴いたのですが、CDで買い直しているのはごく一部で・・・
今回の記事を契機に、また少しCDで買い直そうと思っている所です(^-^)
HIRO@世捨て人
2010/02/22 09:00
私もロキシー・ミュージック大好きですけど、やはりアヴァロンあたりからですね。76年まではなんだかやけにオシャレなバンドみたいな感じで近寄り難かったです。ファンの女の子たちもレコ・ジャケの女性みたいにオシャレな子が多かったし。
「ジェラス・ガイ」はブライアン・フェリーの方がいいな。ジョンだとどうしてもヨーコの影がちらついて・・
HIROさんはロキシーのライヴを見たんですね!羨ましい!私が持っているDVDはアポロ・シアターでのライヴです。
ロキシーを聴くボケ老人なんてオシャレだ〜!私も婆さんになっても聴きます♪
Lily
2010/02/22 22:30
Lilyさん、こんばんは♪
76年以前のロキシーは、ブライアン・フェリーのボーカル以上に癖がありますからね〜
「ジェラス・ガイ」、やっぱりブライアン・フェリーの方ですか!
"ヨーコの影さえちらつかなければ・・・"ですね(笑)
お互い、爺さん婆さんになってもロキシーを聴き続ける、そんなオシャレな老後を送りましょう(^o^)v
HIRO@世捨て人
2010/02/22 22:38

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